建設契約 に関するデータベース

再エネプロジェクトにおいて、その土地に応じたテーラーメイドな設備を作るため、地質条件や気候条件など、そのサイト特有のリスクをいかに管理するかが非常に重要となります。特に、プロジェクトのライフサイクルコストの多くを占める建設費用を抑えることは、プロジェクトの成否に大きくかかわります。
そうした状況のもと、建設工事を管理する際に、 建設契約 というのは非常に重要な役割を担い、事業者と請負者の間におけるリスク配分を規定する重要なプロジェクト文書です。しかしながら、日本では契約社会でないことから、あまり重視しない傾向がありましたが、風力をはじめてとする機器のサプライヤーが海外企業であるため、 契約管理 を如何に行うかは、日本においても事業者及び請負者双方にとって非常に重要となっています。

そこで、再エネ電源開発プロジェクトを前提に、建設契約に関するポイントをまとめています。特に建設契約条件書については、世界の建設現場で使われている建設標準約款FIDIC Red Book (2017)を参考にしながら重要な点を詳述しています。建設契約条件書の内容は非常に多いため、順次更新、追加していきます。

建設契約

 

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